007 スペクターを見た感想は、「映画」ではなくまるでショールームのそれだった。


 

今働いている会社にて、選考の途中で、英語面接があった。

その際に、なんで海外に興味を持ったのか?を聞かれて、

あまりうまく応えられず、2008年シカゴに行ったことがターニングポイントだ的に話した気がする。

そのとき、頭に浮かんでたのが、実は007なんです。

 

思えば、政治家になりたくて、学生ながら政治家の事務所にお世話になりつつも、オバマ大統領が当選しそうだ。歴史が変わる瞬間だ!ということで、なぜか、シカゴに飛んだ俺。

当時、全然英語もできず、泊めてくれたファミリーに、映画館に連れて行ってもらったのが、

そう。

忘れもしない。

 

007 慰めの報酬

51EpzPWSiBL

 

シカゴからアイオワの田舎の映画館で見たんだが、、、まぁ言ってることの70%が理解不能でした。

帰国してしばらくたったら日本でも公開されて見に行ったんだが、70%じゃなくてもう80%以上理解できていない自分にびっくり。

第1作目をみないとちょっと繋がらない内容だったと言い訳しつつも、英語がんばろーと思ったもんです。

 

 

そんな思い出の、007。

 

僕はもう、ダニエルクレイグが好きすぎて、

47歳なのに、若い子を抱けていいなとかそういうのだけじゃなく、

あのファッションセンス。

絶対、スーツだったら動きづらいだろみたいなシーンでの敢えてのスーツ。

美しく着こなすために体を鍛える感じ。

50歳近いおっさんがよくやるわ。

 

目の色がそもそも違うのに、

トムフォードのサングラス買ってみたり、

Barbour(バブアー)のブルゾンとか、

Billy reid(ビリーリード)のボンドコートに手を出したり、

今回のケースで言えば、物欲は全くなくなったのに、

あああのオメガちょっと欲しいなと思ったり。

 

先行上映があると聞いたら見に行きますよ。

 

ネタバレは一切ないんだが、

映画を見ていて感じたことは、、、

 

あ。

DSC_0351

 

メキシコシティのこの広場の旗はでかすぎてあんまはためいてなかったなとか。

 

 

DSC_0796

ローマって、遺産が放置されている観光立国であんまおもろくなかったなとか。

オーストリアのシーンでは、行ってないけどスイスのあの渓谷を思いだしたり、

ロンドンの町並みは当然。

 

世界一周したんで、図らずもいつもよりは体感を持って映画を見れたという副産物はありつつも・・・

ふとおもしろかったか?と我に返る。

 

先日、キングスマンを見た。

このエントリーでは学生ユニオンネタになったけど、映画自体は結構面白かったんですよね。

イギリスの諜報員の話。

 

今回の007ですが、

●景色は美しい

●乗っている車も素晴らしい

●ダニエルクレイグイケメン

●身につけている服や着こなしが素晴らしい

 

思えば前作もそうで、007のストーリーを堪能するために、見に行ったというよりも、

007が公開されたんで見に行ったというか。

 

うまく表現できないんですが、

お腹が減った→目の前にご飯があった→食べた。

というような、あまり思考を伴わない脊髄反射的な行動だったんですよね。

 

 

振り返ってみても、007あんまおもしろくないんすよ笑

でも、見に行っちゃうし、

次の作品が出たら真っ先に見に行くだろう。

 

映画は「映画」として見に行くはずなのに、

なぜか007は、映画というよりも、

コレクションを見たり、服のカタログや、世界の絶景本を見ている感じで、

言うなれば「映画」ではなく、「007を見に行く」そんな感じ。

 

僕、個人の体験を一般化するつもりはないけども、きっと皆さんの中でも、

僕でいう007みたいなものがあって、

 

テーマパークに行くんじゃなくて、ディズニー。

横浜に行くんじゃなくて彼の家。

青い海じゃなくて、静寂を感じる沖縄。

みたいな、一般的なカテゴリーを超越して、そのために行くみたいなブランディングが脳裏に焼き付いてしまっている、行動だったりがあるはずなんだよね。

 

それってほんとすごいことで。

映画を見ながらも、

一個人としても、教育機関としてもそういったブランディングができればほんと強いよなーーと。

 

そして、 こと教育に関して言えば、個人や零細企業はとっくに乗り出していて、今年は大手がどんどん重い腰を上げてるんで、中規模の企業だと、もう待ったなしでしょ。

 

映画を見に行くんじゃなくて、007を体感に行く。

受験のために、予備校や塾に行くんじゃなくて、○○のために、行ってしまう(もちろん受験はクリアする)。

そんな風に、顧客が勝手に思ってくれるようなそんなブランディングと、実際の落としどころ。

 

どうやったらいいんだろーと思いながら見てたら、エンドロール。

そうか、内容がなさすぎてシーンを楽しめる。

それが007のいいところだったね。

 

今回は字幕ありだったんで100%理解できていたけども、

きっと字幕なかったら、7年前の俺とあまり変わらない理解度。

 

うん、組織がどうこう言う前に、自分の時間軸を進めないとね。

そんな秋の暮れ。