終戦記念日に、靖国神社に行ったら、そこはディズニーランドだった。


 

8月15日。

終戦記念日ですね。

 

急きょ休みになった私は、先日見た、ジュラシックワールドに感化され、

幕張メッセの恐竜展に行こう!!

と、電車に乗りました。

こんなに心躍るのはさだまさしミュージアム以来だぜ。

 

日経新聞に載っていた、安部総理の戦後70年談話を見ながら、

あれ?千葉方面に行くはずなのに、新宿方面へ。。。

 

ということで、飯田橋下車。

からの、靖国神社。

お恥ずかしいのですが、まさかの人生初靖国。

 

 

さて、今日は戦争の話。

産経と朝日を例に出すまでもなく、思想信条によってとらえ方が変わってきますし、

僕が戦争に対してどう思っているかは、言及しません。

 

ただ、街宣車の上で繰り広げられる反戦演説に、

涙ながらに拍手をして声援を送るその姿を、

なぜさっきまで手をつないで仲睦まじくしていた

自分の子供に見せてしまうのか。

 

親の思想信条は自由ですが、子供は親を選べない。

もっとバランス感覚のとれた教育をしてあげようよ、

と思うくらいには中庸を貫き通したいです。

 

 

安保や、徴兵制うんぬんにかんして、

私の立場は?と聞かれると、

どっちでもいい。

というのが本音でした。

 

いや、

むしろ、どうでもいい。

 

真剣に考えてないのか?

そんなことないよ。

決して裕福な家に生まれたわけではない私は、

「真剣に考えてないだろ」と言う人の数倍は

真剣に考えておりまして、

人生の解決策としては、

 

「戦争が起きて徴兵されようが、
日本経済が破たんして、円に価値がなくなろうが、
世界のどこかに移住するというオプションがあれば解決できるでしょ」

というものでした。

 

そう。

政府や国に大して期待していないんです。

でも住ませてもらってるんで税金は払いますよと。

 

こう結論付けた以降は、政治家の秘書の真似事をしていたにも関わらず、

日本の政治への興味がどんどんなくなり、

日本経済への興味もどんどんなくなり、

ひたすら自分のOSブラッシュアップに励み、

世界で生きてみる実験として、世界一周をしてみましたさ。

 

結論として、

30歳現在。

日本が破たんしても、世界のどこでも住める。

という確信は得たが。

 

住みたいか?と聞かれれば

答えはNOである。

 

日本がやっぱり世界で一番好きだな。平和がいいな。

あぁ、あとは、一人で世界を生きてもおもしろくないなと。

 

そんなことをつらつら考えながら、靖国神社に着いて思う。

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おーこれが靖国神社の入口か・・・

 

 

からの、

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あれ?ここは、コミケ会場か?

コスプレイヤーがたくさんおるぞ。

 

神社にこれってさすがに無粋極まりないだろう。

まるで制服ディズニー。

コスプレNGのディズニーなのに、明らかに大人が制服着てても、
規制できないのと同じ。(うん、違うかw)

 

先人の御霊をとか言っているくらい、神聖な場所でコスプレはないだろう。

規制しないのか?

と思いつつも、

おもしろいから当然話しかける俺。

 

写真NGです!

とか言いやがる冗談か本気かわからないコスプレイヤーの影に隠れて、

 

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あれ?この人いくつなんだ?という人もちらほら。

 

写真のこの人たちですら若手に感じさせる一団が、

車いすに座っていらっしゃるので、

話しかけたら96歳みたいな。

 

聞けば、実際に従軍してたり、

兄が○○部隊にいて戦死されたみたいな人が想像以上に多い。

 

そうか、明らかに俺と同世代くらいの子が、コスプレしてると、

コミケか赤レンガかみたいな雰囲気になっちゃうけど、

それを規制すると、

終戦のその日に何らかの思いを持って、

70年前に使っていた制服を引っ張り出してきた彼らの想いも規制せざるを得ない。

 

ディズニーだって、明らかに30近いおばさんが制服着てても、

彼女らの童心をおもんばかると・・・

さすが、オリエンタルランド。

ホスピタリティがはんぱない。

これは運営側としては判断の難しいポイントだなーと思いつつ、

 

彼らの話に耳を傾け、

実際の戦争のありさまを聞き入る私。

 

戦争の起こらない場所なんてないのだから、

世界一周の旅路で、見たあの美しい景色も、

ヨーロッパの美しい街並みも、

思い起こせば戦争の爪痕ばかりが遺産になる。

 

紀元前なんて、空想の世界で、

最も現代に近い、アウシュビッツでも、僕にとっては空想の世界。

それに比べて、この爺さんたちの口からでる、体験が、

想い出脚色が入っているにせよ、如実すぎて。

ずっと聞き入ってしまう。

 

アウシュビッツでは、虐殺されたユダヤ人の子孫や、

虐殺をしていたナチ側の子孫がガイドをやっていたんだが、

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実際虐殺があった、あの場所で聞いてもどこか他人事。

 

昨日あった爺さんたちの自分事の生々しさには遠く及ばない。

 

でもね、なんかの記事で、

「戦争を実体験として克明に語れる人が少なくなってきたのが問題だ。」

ってのを見たんだが、

彼らのリアルな経験と記憶を後世に伝えることが、重要だという文脈なんだろうけど、

なんか違うぞと。

 

戦後に生まれた僕らにとって、

戦争の悲惨な経験は、空想の世界になっていて、

それをわざわざディズニーのごとく追体験させる必要がありますでしょうかね?

 

願わくば、

今から70年後は、

「戦争を実体験として克明に語れる人から話を聞く」ではなく、

「戦争を実体験として克明に語れる人が0になった」

そういう国になればいいなと。

憲法9条堅守とはまた違うけど、その辺の話はきな臭いのでしませんよ。

 

 

その70年後のために、大人が見せるべきは、

泣きながら天皇万歳という叫ぶ自らの背中ではなく、

リベラル気取って周りが見えない妄信でもなく、

 

異国との比較で考える自国の歴史

これでしょう。

 

そんなことを思った、靖国神社。

 

昨日、ピエロはいても、そこにミッキーはいなかった。