県立相模原高校(けんそう)野球部に見る愛校心。


 

ヤフーニュースにて我が母校、県立相模原高校(通称:けんそう)が載っていた。

激戦区神奈川から半世紀ぶりの甲子園を狙う異色県立進学校

 

すごいなーという気持ちもありつつ、

ふとFacebookを見ると、

すでに100名以上の知人がこの情報をシェアしている。

 

思えば、私自身、世界一周に旅立つ前は、相模原市を拠点にした予備校ビジネスに従事しており、毎年150名を超える県相生と関係を作ってきた。(関係を作ったってなんか表現がちょっと笑)

1学年の、約半分の県相生を知っているわけですね。

 

今回の野球部記事もいくつか書いた。

相模原高校野球部ベスト8進出おめでとう!!の裏にある本当のおめでとう。

相模原高校野球部ベスト4進出おめでとう!!の裏にある、今後の日本教育のあり方。

 

おそらく僕は、学校の先生を除き、最も多くの県相生とつながっていると言っても過言じゃないとは思うんだが、

「がんばれーー」とか「応援にいくーーー」といったコメント付きのシェアを見ると

ほっこりしつつも、この愛校心はどこからくるんだろう?と不思議に思ってしまう。

 

シェアしている人の過去のコメント見ても、その熱い想いを吐露している形跡がある人は皆無。

野球で勝つと、突如急に、「県相がんばれーー!」となる。

同じ高校出身というステータスが、そこまで結びつきを強くするものかね?

 

確かに僕自身、世界一周中に日本人に飢えていたことは否定できません。

共通項を見いだして繋がりを求めたくなる気持ちは超理解できる。

孤独は堪え難い。

 

でも、野球応援のこの情熱は、ただケンソウという共通項を引き合いにだしているわけではない。

なんなんだろう?

 

もちろん、野球日OBOGの方や、そのご親戚なら理解できる。

だがしかし。である。

 

 

どうやら、30歳・独身・無職の梶原は、最近定職に就きましたが、

通勤がですね、実に二時間近くかかってます。

だから、町田ー新宿間は基本的にロマンスカーを使うことが多いです。

 

ちょうど昨日隣の列に座ってたのが、華金ほろよい大学生かな?

曰く、「やべーなこれ!ロマンスカーとかセレブじゃね?インスタ投稿しなきゃ!」とのこと。

実はここにヒントがあるんじゃなかろーか。

 

愛校心と聞いて、最初はいかに共通項目をもっているかという事実から湧いてくる親近感だと思っていました。

 

「そうそう、県相って各階にトイレないんだよなー」

「そうそう、県相って格技場くさいんだよなー」

「そうそう、県相って体育館ぼろいよなー」

という共通認識を持ったうえでの愛校心。

 

でも、実は、ケンソウが有名になればなるほど、そこに抱く感情は、

芸能人を知っているそれに近いのかなと。

 

私が知っている(たいして深いコミットもしなかったかもしれない)母校がこんなにも有名なんだぞ。

⇒(すごいだろ!)⇒(そこに通っていた私も相対的に私もすごいだろ!)

でしょうか。

 

命名するならば、

「親戚の友達のお兄ちゃんがジャニーズ」パターン。

もはや、他人。

圧倒的無関係。

 

「母校よがんばれーーー」

「応援するーー」

という投稿を見るたびに感じる違和感の正体はどうやらこれのようです。

 

大して好きでもないのに、

あれ?もしかしてあれ香取信吾じゃない!?

的な気持ちで写真を撮りに行く人を冷ややかな目で見てしまうマインドと一緒か。

 

ん?でも俺のこの気持ちって、

客観的にみると、

「メディアに出る前からAKB推してたけどメジャーになったらダメになったよなー」と訳知り顔でヲタ芸打つ、自称古参のファンと一緒のそれか。

ださすぎるぞ俺。。。笑

 

母校というつながりだけで猛烈に愛校心が湧き上がってしまうほど、

若くはないですが、同じ地域に住んで、その空気を知って育った君たちの勝利は切に願っています。

 

んーーーーでも甲子園か。。

あまり応援できないな。。。

なんだかなーーー

ということで、次回甲子園という魔物に関して、思うことを書くかもしれないし、

書かないかもしれない。