【かじさんぽ24】物乞いとビジネスの違い


 

結論:僕にはその違いが見いだせなかった。

 

世界一周の旅をしながら、全ての国で目にするのが物乞いですね。

彼らは本当にたくましい。

日本は物乞いが少ないのにびっくりする。

 

飛行機の中が暇だったのと、

ラパスで見たこの物乞いがどうにも印象的だったのでなんか考えてみた。

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両腕がない。

おーこれは可愛そうだとよくよく見たら・・・ふつーに腕あるやん!笑

ポッコリ見えてるよ!!笑

 

 

そもそも彼、意外に身なりしっかりしていたし、

言葉もしゃべれていたので、たぶん普通の仕事もできるんじゃなかろうか?

戸籍がないとかそういった深いところは分らないが・・・。

 

でね、結局、省力化してお金を稼ごうというマインドは物乞いもビジネスも一緒じゃねーか?

という問いを自分で検証しているんだが、どうにもこうにも、違いが見いだせないでいます。

 

 

ビジネス側からの反論1:舐めんなよ!ビジネスは誰かの役に立つ。

未知のものを生み出すクリエイティブな行為なんだ!

 

なるほどな。

でも役に立つって気持ちも、新しいイノベーションも結局は自己満足。

対価を支払った消費者の満足度による部分が大きいと思う。

 

物乞いに寄付するその瞬間に抱く気持ちに、自分への満足度がなく、

無機質に且つ義務的に寄付する人はいるか?

寄付でも満足度は得られるでしょう。

 

iphoneは快適ですけど、NeedじゃなくてWantだよね。

なくても生きていける。

イノベーションが起きて発明されたものって実はなくても良かったものかもしれないので、結局は自己満足。

 

 

反論2:をいをい、俺は、会社をやっているので、社会貢献するという意味で雇用を産み出してるぜ。

をいをい、僕は仕事でちゃんと税金払ってます。物乞いは払ってないでしょー。

 

それは確かにそうかもしれない。

でも、物乞いも、組織的に徒党を組んで、ストリートチルドレンの雇用を生み出していたり、アングラな世界で雇用を生み出している模様。

 

確かに税金は払っていない。

いや、消費税は払っているか。

でもさ、彼らが税金を払えないのって、彼らの能力だけではなく、どうしようもない現実の格差がある。

インドのカーストを例に出すまでもなく、世界中で例を挙げればキリがない。

自己の意識で改革不能などうしようもないことを比較対象に挙げるのはだめでしょう。

 

 

反論3:本人の意思はどうなの?物乞いやりたい奴はいないでしょ。

確かに、物乞いよりも豪華な暮らしの方が楽しそうかもしれないが、そもそそも彼らは生まれてからずっと物乞いかもしれなく、そう考えると比較対象がないんだよね。

いや、客観的に見れば物乞いよりいい生活したいだろうとは思うんだけど、、これは俺が物乞いじゃないのでわからない。

責任を取らされないって結構楽なのかもしれない。

 

 

うーん。

省力化して、社会に価値を生み出し、金銭を稼ぐ。

これがビジネスだとすると、

生まれたときからどうしようもなくて物乞いをしている人と

僕らがやっているビジネスの違いってなんなんだろうなーと。

 

考えれば考える程、違いは

「生まれ」

しか出てこない。

 

結局は、民主主義の先進国である日本に生まれたことに感謝ですよ。

あれこれ考えていたら飛行機がついてしまった。

誰かなにかあるかね?教えてえらい人。

かじさんぽ@アテネ(ギリシア)