成人式は格差社会への入り口


 

新成人の皆様。

おめでとうございます。

 

覚えていますか?

2年前。(人によっては去年でしょうか)

皆さんが受けたセンター試験まであと3日くらいですかね。

あれから1年。

大人になりましたか?

 

 

そう。

今日はセンター試験について熱く語る!

・・・わけでは、ない。

 

テロがあってもめげずに風刺画を描くフランスのメディアについて熱く語るわけでも、、当然ない。

今日の話題は成人式。

 

ネットのニュースでは、

やれ、千葉の市長のアカウントが大人だとか、

新成人のダメなところがどーのだとか、今日も話題が欠くことはない。

やっぱり起きてしまった…各地の成人式で逮捕者が続々と出ていた

 

 

ワタクシのFacebook上では、2年前制服を着ていた女の子達が、

色とりどりの着物でポーズ。

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うん、素敵だよ。

かわいいね。

おめでとう。

と思いつつも、ふと考える。

 

着物着てない子って今日はどうしてるんだろう?

 

Facebookを見てもね、

「成人式で、着物を着ていない子」がほとんど見当たらない。

これって奇妙じゃない?

 

皆さんもご存知、相場を調べてみるに、

だいたい、レンタルで10万〜くらい?

小物を入れると20万以上かかるとか聞いたことがあるようなないような。

 

その上、早朝5時くらいから美容室行くんだろ?

美容師さんの時間外勤務の強要で、ブラック企業の幇助だろとは言わないけどさ。

 

 

一生に一度だからというトークで、利益率を上げる冠婚葬祭業ですが、

この着物の文化そろそろ辞めにしないかい?

 

世帯間の可処分所得のデータなんかは、総務省のHPを参照ください。

しかし、成人式に20万ってのは決して安い投資ではないと思いますなんていうと、すぐに「また梶原は、お金の話しか!」なんて嫌悪感示す人がいるかもしれませんが、1日の思い出の投資として妥当かね?

 

さすがに、成人式の着物代を出す親世代を、平均所得の約400万円でカテゴライズはできないけども、さりとてぽーんと出せる額ではないでしょう。

 

一生に一度の成人式だからというロジックを頭で理解しつつも、

「あいつと仲の良かった○○ちゃんが写真に写ってないな。」

と考えるのは無粋な勘ぐりでしょうか。

 

事実、私の地元では、着物着たくないからという本音か建前か分らない理由で成人式に出ない人もチラホラ。

 

「俺20歳だから大人だしお酒も合法だもんね〜」と、ドヤ顔でお酒を買う君の裏で、

「私、市の集まりはダルイからさ、高校の2次会から出るね!」に隠された気持ちを考えてみて。

 

もちろん着物だるいから参加しない人も当然沢山いるでしょうし、

おしゃれにスーツを着こなしたい女子もいるでしょう。

ただ、同情でもなんでもなく、全体主義的な狂気があふれるものを見ると、

その裏にあるマイノリティの気持ちを考えずにはいられない。

それが無粋な勘繰りであれば謝ろう。

 

 

振り袖代をぽーんと出せる程稼ぐのが「大人」なんではなく、

なけなしの金を娘の晴れ姿のために耐えて貯金するのが「大人」なんではなく・・・

 

 

晴れの成人式に、あの日いた子がいない「なぜ」に思いを馳せる、そんな思考の大人になってほしいなと思った成人式。

格差社会の是正を謳う国で、晴れの成人の日にさっそく格差を感じるそんな儀式はあんまりじゃないっすか。

 

新成人が悪い?

いや、誰も悪くない。