インターステラーを斜めから見ると、手塚治虫の偉大さに涙。


 

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さて、大学の後輩が、インターステラーを見なきゃ、

2014年の映画界は語れない。的な発言で猛プッシュしていたので、

見ましたよ。

 

 

結論:手塚治虫の偉大さを感じましたとさ。

 

内容は、まぁぜひ劇場でという感じですが、きっと監督が素敵なんでしょう。

 

映画を見るにつれて何気ない「点」が結ばれて「線」になり、

上映時間が2時間半を超えるのに、一度もトイレにいかず、

退屈することなく見れました。

 

惜しむらくは、自分自身がもっと物理に明るくて、

相対性理論の件がリアルタイムで肚落ちしたり、

5次元の中に、3次元を描くその特殊性に想いを馳せることができればよかったのですが・・・

 

物理の問題を解いて、

「この問題の解法が美しい」って笑う友人のその笑い方がキモかったので、

物理を嫌いになってしまった、10年前の自分が憎い。

 

なるほど、時間を早く進めることはできても、

その時間を過去に戻す事はできないんで諦めろよと、

映画にも教えられ、

映画の中でで、アンハサウェイ自身にも教えられ。

最後は手塚治虫の偉大さに涙。

 

映画を見れば見る程既視感満載。

あれ?なんだこれ?

幼い頃に見た景色だなこれ。

 

宇宙船に乗って別の惑星に住処を探すこの設定。

そう、1954年に始まった火の鳥。

60年前に同じ設定で同じ内容を書いた彼。

 

幼心に面白いなーと思いながら、今再び漫画喫茶で読み替えす29歳独身。

クリストファー・ノーランが「彼ら」で表現した「時空」を

手塚治虫は、60年前に「火の鳥」で表現する。

 

 

あれ?

もしかしたら手塚治虫こそ、別の次元から既に2014年を見て、

もっと過去の1954年に戻り、あの作品を書いたのかと思わずにはいられない。

 

時間を過去に戻す技術のない2014年現在、

悪魔の証明よろしく、

誰も知る事はできないけれども。

 

これがサイエンスフィクションだと妄信するしかない自分も、

過去の自分が招く自分か。

 

 

宇宙の中での地球の位置に想いを馳せる程壮大な器のない僕は、

まずは、地球の中での自分を再確認するのをがんばりましょう。そうしましょう。