思い出のマーニーを斜めから見る。 ~思い出のマーニーに僕らの想い出はない。アニメコンテンツの世代交代~


 

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ハリウッドと言えば、

ドカーンと爆破させて、最後はベロチュー。

 

ジブリといえば、

少女が号泣して叫んで成長(雰囲気的にね)

みたいな穿った見方をしている梶原純です。

 

 

さて、思い出のマーニーを見行きました。

 

結論:お世辞にもおもしろいとは言えない。

 

というのは「アニメ」の期待を大いに裏切られた感があるから。

 

すごく好意的に作品をとらえるならば、

「両親を失った子供の心情」

とか

「同性愛」

とか

「社会的弱者に対するうんぬん」

みたいな解釈の仕方があるのかもしれない。

見方によってはホラー映画とも。

 

がしかし、どう切り取っても、「アニメを見たい世代」を意識できていない。

とりわけ、「ジブリ映画を見たい世代」のニーズに合致していないだろう。

 

たとえるならばそう。

妖怪ウォッチやヤフオクで8倍の値段で売る転売ヤーたちのごとき。

大人を意識しすぎでしょう。

 

前回「風たちぬ」の感想を書いたときも、

これはR20にすべきだと書いた。

 

訳知り顔で語るほど映画をたくさんみたわけじゃないが、

ジブリといえば、

ナウシカだし、

ラピュタだし・・・

 

宮崎監督が作るのは反戦プロパガンダが強すぎるという批判を鑑みても、

それでも、もののけ姫の素晴らしい景色の描写に感動した小学校時代を思い出す。

 

思い出のマーニーには、

残念ながら、

僕たちの想い出にあるジブリの姿はなく、

あの時小学生だった僕たちが大人になっていろんな経験をしたら、

一人ひとり解釈が違って面白いアニメ。

 

そんなテイストで、どうもがっかり。

 

週刊少年ジャンプは。

どの時代を切ってもジャンプなのに、

 

スタジオジブリは、時が経つにつれて景色が変わる。

それはなんだかちょっと迎合しすぎだろうと思いつつも、

ジブリも世代交代。

 

わかるわかるんだよ。

ディズニーだって、売上減を防ぐために、「大人ディズニー」を打ち出しているし。

 

でも、アニメって違うでしょ。

 

そうは言えないくらい逼迫したスタジオジブリの台所事情に思いをはせつつ、アニメコンテンツ世代交代の分水嶺的作品なのかな。と勝手に思うそんな夏。

 

お金払ってこどもが見る価値は・・・残念ながらもうない。