『大学のウソ 偏差値60以上の大学はいらない』はいらない。


 

大学のウソ

 

さて、本日は書評

『大学のウソ 偏差値60以上の大学はいらない』 山内 太地

を読んだ。

 

結論:びっくりするくらい薄っぺらい。

と同時にもったいない。

 

 

 

彼のツイートや、

facebookでのシェアをたまに目にするのだが、

なんだかうすっぺらいなと感じています。

 

というのも、

 

1、人が言ったことをさも自分が考えたように表現するので反感を買う。

フィリピン留学全般に関して言える事だが、さすがに2013年の本ではもう古いでしょ。5年くらい前にああやって嬉々として書いてくれれば参考になるが。

あの二番煎じ感は、セカ就のもりぞおさん

school with の太田くんに笑われるよ。

 

2、比較対象の出し方が下手なので、煽り方が下手。

イチローとビートたけしどっちがすごい?という比較は意味をなさない。もしくは、オバマ大統領と君のお父さんどっちがすごい?という比較も同じ。せめて、イチローと松井的な比較をして論じてほしい。

3、知識だけで知恵になっていないので、言葉が薄っぺらい。

結局のところ、海外の大学と比べて日本の大学がどういう機能や役割を担っていて、どれくらいの進学率で、だからこそ海外に比べてどうだ。というように知っている知識を、自身の経験に照らし合わせて論じてほしい。

 

 

なので、見ていて、

「いや、お前これ自分で発見したように言っているけど、

違うだろ!笑

そして、なぜこれとそれを比べて優劣をつける!?笑」

というのを感じてしまいます。

そして本書もそんな感じ。

 

 

もう、冒頭の、

日本のトップエリート大学が、米国の名門大とは教育内容がまったく違い、著しく劣っていることを詳細にご紹介します。

っていう一文なんて、基準がよくわからない。

学生一人当たりに措ける教員数が基準のように話しているけど、なんのこっちゃ。それをもって良い教育だとは。

せめて、「北米はこういう教育をしていて、日本とは違う。○○という観点においては、もしかしたら北米の方が優れているだろう。」的な書き方をしてほしいよね。

 

たとえば、以前私も、

「30歳までに日本において高所得でいられる可能性が高い学校歴=高学歴」

と定義して、

高学歴について書いたことがある。

最後眠くて力つきたが、

でも著者が言う事は理解できるんですけどね。。

 

今回はそれに加えて、

東洋大学出身の著者が、

「東大なんて本気出せば楽勝だぜ!」という論調で書くので、なんだか悲しくなってしまう。

コンセプトはすばらしいんだよ。

ただ、表現の仕方で、

本人は提言のように書いているつもりかもしれないが、ただのやっかみに聞こてしまうのが残念。

 

しかし、

第4章にて、優れた日本の大学を紹介したり、

第6章の日本の大学への提言の部分なんて読んでいて参考になる。

 

最初からあのトーンで書けば、きっと全体にもっと面白い本になったのかなー。

 

なんか、以前コンサルやってた時に自分も

「梶原のプレゼンは表現や言葉が幼い!!」

とよく叱られたのを思いだしましたとさ。

 

あんだけ東大をバカにした論調ならば、少なくとも彼には、

東大卒業生30代の平均年収である707万は超えていてほしいな。

さすがに700万は超えるか笑

というか、首都大学の20代平均387万てもっと頑張ろうよ。

そして20代で980万が最高って、もっといるだろうに。

と書評からズレたところで今日はおしまい。