『年収700万円のリアル』を読んで、ネーミングに完敗したって話。


 

33066776

さて、本日は書評。

『年収700万円のリアル』 人生戦略会議著

個人的には、本を買う時は、

「読みたいなー」と思っても時間の無駄になると嫌なので、

一度評判を見てから買う事が多いです。

 

 

この本を書店で見つけた際に、

表紙が奇抜で手が伸びてしまい・・・

1行見て、即購入。

 

 

だって、第1章、1行目にですよ、

「現在の日本には2種類の人がいます。年収700万円以上の人と700万円未満の人です。」

ってアホか笑

なんだこの二原論。

なんでもいいじゃん。

と思い即購入。

 

学生のとき、バイトの上司が28歳で、

著者が以前に書いた『28歳からのリアル』っていう本をプレゼントしたことがあり、

内容が割とデータにあふれていたのを覚えていたのが購入を後押し。

 

余談だが、28歳は、

結婚や、

家や、

転職を考える世代で、貯金が云々みたいな内容だった。

当時の上司に全然その気配がないのでプレゼントしたんだが・・・

俺ももう28歳。

 

気づいたら・・・俺も上記3つは縁がない。。

 

 

話しを戻そう。

年収700万円というセグメントに分けて書いている。これだけで面白い!

700万円は日本の職業人口の12%で、

税金を入れると手取りで510万。

意外にも上位なんだが、

ネットで検索するとこんな感じで出てくる。

 

大体この手の問いかけは、

1、700万じゃ全然すくないっすよーと声高に語る人。(おそらく700万を超えておらず見栄を張る人)

か、

2、700万超多いっすね!俺の倍なのに贅沢いうな!と嘆く人。(ネット開いている時間あったら仕事しろと思うが)

こんな2つにわかれるようです。

 

さて、本書の内容は、

1、稼ぐ

2、貯める

3、使う

4、殖す

5、借りる

6、失う

に章立てて、データを出しながら説明。

 

 

至る所に、金言がちりばめられつつ、

皮肉混じりに語る文体が個人的には好きだ。

 

「世の中は主観と客観と現実との力比べ」とか

「勇気と無謀の区別がつかない人を大人とは呼ばない」など。

こんな皮肉も、著者風に言えば、

「年収700万円を超える人なら皮肉に感じない」だろうか。

 

この本を読んでも、

お金は稼げるようにならないし貯まらないが、面白い。

本当にただ、年収700万てこんな感じだよ。と伝えるだけ。

 

残念だったのが、章が進むにつれて、

年収700万は、値札を見ないで買う程金持ちではないが、平均よりは高いのでちょいハッピーくらい。

これからの日本においては、それを上げるんじゃなくて、観点を変えて幸せを実感しようぜ。

という論調に代わっていったのが残念。

 

もっと下品に、いかに稼ぐかとか貯めるかにフォーカスした内容を期待していたのに。

 

個人的には

○他人の時間を買う

○明日から意味もなく人におごるのをやめよう。

を決めるいいきっかけになりそうです。

 

まぁお金じゃないよ、愛だよ愛。

 

「年収700万」というフレーズが1冊に出てきた回数が、

スパムのレベルだったのが気になる1冊でした。