『不動産投資1年目の教科書』を斜めから読んだらやはりフィリピン不動産に思いを馳せてしまう。


 

学生時代からずっと不動産投資には興味があり、

2013年頃から海外不動産に目を向け、

先日フィリピン不動産を見て来たという流れで、

「あれ?年利6%くらいなら日本の不動産の方がよくねーか?」

と思い手に取った1冊。

 

 

結論から言えば、非常にバランスがよい本でした。

不動産投資系の本は学生時代から結構読んだのですが、

ほとんど著者の経験に立脚した成功談をベースにして、

これが俺の成功ノウハウです!真似したければどうぞ。

最後に特典があって、なんと俺のセミナー受けられます。

 

的な内容が多く、

「あなたは確かに4年前その投資である程度成功しましたが、

2014年現在再現性はありますか?」

という問いに答えられない。

もしくはわからない内容が多かったのを記憶しています。

 

※サムライである梶原純は守破離の大切さは嫌って程わかりますが、原理原則は普遍かもしれないが、

再現性は時代のトレンドがあるだろう!と思う。

この本は、そういった成功体験系の本ではなく、

 

第1部:物件選定

第2部:融資活用

第3部:収支計画

第4部:リスク回避

に大きく分けて説明。

よくある質問に関して、データに立脚して説明。

もちろん、ポジショントークがゼロではないが、それを差し引いても一読の価値はある。

 

 

全体的にほぼ全ての内容で勉強にはなったのですが、

個人的に、まさにそうだなー!と持ったのが2点。

 

 

1、不動産投資をする最大唯一の理由が非常に正鵠を得る。
当たり前だが、レベレッジが効く。金融機関から融資が得られ、他人から低利で借りた資金で投資ができること。また一度借り入れれば物件価格が下がっても返済の義務はないこと。

これは確かに、不動産投資にだけできるメリットでしょう。

改めて言う程でもない。でも意外に忘れがち。

資金があればもっと安定資産を運用できる。資金がないのでミドルリスクミドルリターンの不動産を選択していると再確認。

借り入れしてレベレッジ効かせてがなんぼですね。

よし俺もやってやろうと思わせてくれる。

 

 

2、不動産価格は賃貸の需給や、人口動態などの実需によってきまるわけではないという仮説が納得できる。

不動産価格は世界経済全体の動向と、融資動向により動かされる。人口動態は関係ないとのこと。

 

本人は断定調で語っているが、もちろん仮説である。

しかし、この一文を読んで、先日のフィリピン行きの時に感じたことが腑に落ちる。

 

海外不動産の営業トークのほとんどが、○○がいい。△△がいい。だからフィリピン不動産は熱いんです!っていうんだが、

正直・・・

○○×△△=フィリピン不動産激アツ!

と理解するのを脳みそが拒否しているんですよね。

 

点と点が結びつかないのになぜ面になるのか?というか・・・。

 

たしかにフィリピンは、人口動態的にはいいのかもしれない。これからいわゆる人口ボーナスの恩恵を受けるのだろう、しかしそれが不動産価格高騰になるかと言えば・・・世界経済の動向や融資状況による。

中国バブルの破綻は決定的だと思っているので、フィリピン経済の70%を締めると言われる華僑資本がオカシクなってしまえば、フィリピンの経済もリスク度が超高いよなと。

(色々検索して現地に住んでいる人の実感だと80%以上じゃないかという声もチラホラ。)

フィリピンに限らず、他の東南アジア諸国の投資に関しても、同じ事が言えるよな。

(※ほぼ全ての国に華僑資本がいっぱい入っているし)

 

だいぶ脱線してしまったが、不動産投資の本線に戻り、

レベレッジを聞かせて、1棟を所有して、出口戦略をしっかり想定する。

という王道を再確認するには非常に役に立つ1冊でした。

 

300万で地方の安いワンルームを現金購入するなら、もっと楽にいい金融商品があるだろうし。

300万頭金で3000万というのが不動産投資の王道。

28歳独身という今のうちに手を打っておこー。