風立ちぬ感想


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最高でした。

風立ちぬ。

今年一番の映画でございました。

 

 

 

訳知り顔で映画を述べるほど映画を見た事がないので、

以下、完全なる感想を。

 

すばらしい。

そもそも18禁どころかあれはRー20にすべきだと思う。

 

なぜ?

だって、若い子にはあれはわからないよ。

 

今作品は、ジブリとAV業界の構造的類似点が如実に現れる部分だとは思うんだが・・・

 

AV業界は今や熟女ブームだそうだ、

ソースはこの本。

すごく面白い本です。

AVを購入する(していた)層が、今は30代以降に入っているので、

変に若い子よりも、熟女の方が需要があるとのこと。

 

ジブリの需要も実はそうなのかもしれない。

ナウシカ・ラピュタ・トトロに感動する人が風立ちぬを見てもおそらくつまらないだろう。

 

あれで感動した世代は今や、

子供がいて、「仕事」に命を懸け

「子育て」に命を懸け

今を懸命に生きる年齢になっている。

 

 

なぜ若いと今のジブリ映画が面白くないのか。

勝手な思い込みだが、ティーンは、「映画」を楽しむんだが、

20歳を超えてくると、「映画の世界観に自己の経験を投影して楽しむ」ことができるんだと思う。

『風たちぬ』を見た、うちの大学生バイトはみんなあんま面白くなかった。

ラピュタや、ナウシカはワクワクするし。

トトロは可愛い。

耳を澄ましたらドキドキするって言うし。

 

馬鹿やろう。25歳超えたら紅の豚を見ろ。

飛べない豚はただの豚なんですよ。

 

飛行機作りに情熱を捧げ、国が成長する中もがいていく。

自分が美しいと思っていたものが美しくないことに使われるという矛盾を理解しつつも

仕事に尽くすあの姿。

クリエイティブな時間は人生の10年。

思わず、「仕事に精を出すために結婚をするその矛盾」という言葉をキャラクターに言わせたくなっちゃうよ。

 

 

圧倒的に先に進むドイツへ技術を盗みに派遣されたときのあの衝撃。

日本の家屋の、木と竹の階段に比べて、

あのドイツの窓、石畳。

こたつに比べて、オイルヒーター。

 

20年先に行くドイツの技術を1年で追いつかなければいけない。

あの大正時代の姿なんてまさに平成の現代にリンクする。

大正・昭和を経て、2000年くらいまでは日本の技術は世界一だったかもしれない。

 

あの時代の飛行機技術は、

今の日本においてはIT技術の分野かもしれない。

シェールガスや、原発にまで及ぶ、エネルギー技術の分野かもしれない。

15歳でMIT合格を決めたモンゴルの子を発掘した教育技術の分野かもしれない。

 

あの時代のあの日、堀越二郎が感じたあの気持ちが、現代の日本においても感じられるこの矛盾を思うと、もう情けなくて悔しくて号泣ですよ。

俺の10年は何をやっていたんだと。

 

また、男目線の仕事観だけなく、あの恋の件。

結婚を考えたことがある世代では、事の大小は問わなくても

共感できる部分が男女ともにあることでしょう。

作中は、およそ大正時代の恋愛事情とは、乖離していて、現代脚色されているかもしれないが、

そんな些細なことは脇に置きつつ、純粋さに涙。

純という自分の名前が恥ずかしくて涙(笑)。

 

 

 

レビューを見ると、

面白くないとか

結局反戦プロパガンダとか、

生きることへのメッセージとか、書いてあるけど、

そんなんぶっちゃけどうでも良くて、

生きるメッセージならもののけ姫だろう。

 

 

この映画は、大人になって、日本も自分もこのままじゃいかんなー

と思いつつ、自己満足かもしれないが、努力をしていて、

仕事の大変さと、

生きる大変さを

真剣に考えた20代後半以降の人間なら、

涙なしでは見れない作品だと思う。

 

大人への通過儀礼的な作品としてとらえたい。

 

 

 

高校生を、この映画を見て、泣ける(何かを感じる)ような大人に育てたくて、

この映画を見て泣けるような人と結婚したいなと思ったそんな28の夜。

 

てことで子連れでいってもあんま面白くないかもしれないし、

高校生や大学生のデートにはお勧めしません笑

映画見ている暇あったら、今やっていることを一生懸命やりなさい!!!

 

すばらしい映画でした。

 

映画見たらこのブログもっかい見てみ。

 

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